お客様に対して大事にしている事
PHYSIOMED代表の田中紀行です。本日は、PHYSIOMEDにてお客様にコンディショニングやトレーニングをする際に大事にしているポイントを書きたいと思います。
施術を希望される理由で圧倒的に多いのは痛みや不調です。
そして、その部分を何とかしてほしいと言う訴えが強いのもいうまでもありません。
痛い部分をマッサージやストレッチして身体の状態を変えると言うのは多くの接骨院やマッサージ店等で行われています。
単発的な外傷等に関しては、そう言った形で改善することもありますが、それだけでは不十分な事の方が多いのは言うまでもありません。
何故改善しきらないのか???
人間の身体精神機能は非常に精密に、複雑に、常にどのように生活に適合するかを調整してくれています。つまり、頭で感じて判断する(顕在意識)のみならず、無意識的に判断する(潜在意識)も含めて常に身体を守っていてくれます。
そういった状態で出現する痛みや不調は、単なる現象ではなく、身体のサインであることも多くあります。
一般的な例ですが…
腰の痛みがでている ⇒ 仕事での身体の使い方や姿勢が悪いく局所に負担がかかっている
肩の痛み・眼の疲れ・首の痛み・頭痛がでている ⇒ スマートフォンを手放せない、手を酷使しすぎている
身体の不調が続く ⇒ 食べ過ぎやストレス、極度の疲労
こういったことに根本的に向き合うには、個人の特性(癖・習慣・嗜好等)や仕事・生活環境等も含めて、痛みや不調を単発的な現象としてとらえるのではなく、身体の内部及び外部環境と関連して出現しているものとして捉える必要があります。
つまり、すべての物事の過去や現在等も含めて、関係性を持って向き合わなくてはいけません。
ちょっと小難しくなりました。
考えていただきたいことは、根本的な痛みや不調の原因を理解し、改善・対処方法を知っていただく事が重要です。
写真は、現在のコンディショニング・トレーニングスペースです。
施術ベッドでのコンディショニングのみならず、マットでのセルフケアの指導、骨格標本を用いての身体のイメージや使い方の意識向上、そしてホワイトボードに各個人の問題点や継続すべき課題を書き込み視覚化して理解していただいています。
お客様に対して大事にしている事 = 個々を理解し、個々の最良の環境を整える事
痛みや不調は、決して悪いものばかりでなく、あなたの身体を守ってくれているサインかもしれません。しっかりと身体の声に耳を傾けていただければと思います。