バレリーナの足部の動きのポイント

気候も少しずつ緩やかになり春の訪れを感じる今日この頃です。冬場の影響で水分不足になり、この時期に体調を崩しやすくなりますが、皆さんは大丈夫でしょうか?

PHYSIOMED代表の田中紀行です。本日は、バレリーナの足の動きについて考えてみたいと思います。本内容は4月14日のワークショップで行う内容の一部になります。

まずは、足部の解剖図を見てみたいと思います。なかなか、じっくりと骨を見る機会も少ないと思いますが、足部には幾つかの知っておきたいポイントがあります。

① 距骨と脛骨・腓骨との間にある距腿関節

距腿関節は、 蝶番関節に分類され、主に背屈とつま先を伸ばす底屈の運動が生じます。可動域は背屈が10°~20°、底屈は20°~50°です。

②踵骨と距骨の間にある距骨下関節

『非荷重の距骨下関節』
回内:踵骨の背屈・外転・回内=「外返し」
回外:踵骨の底屈・内転・回外=「内返し」

『荷重位の距骨下関節』
回内:踵骨の回内、距骨の底屈・内旋 ― 下腿の内旋
回外:踵骨の回外、距骨の背屈・外旋 ― 下腿の外旋

参考までに足関節の運動方向を載せておきます。

 引用文献:入谷 誠:入谷式足底板 基礎編, 運動と医学の出版社,2011

距骨下関節の回内及び回外のポジションは、 足部の柔軟性と固定性に関与して います。
距骨下関節が回内すると、距舟関節と踵立方関節の運動軸は平行になり、足部の柔軟性を高めます。

回内

距骨下関節が回外するとこの2つの運動軸は交差して、関節の動きを制限するために足部の固定性を高めます。

回外

【まとめ】

足部の解剖・運動については動きが理解しにくいと思いますが、ダンサーにとって必要な動きのポイントをまとめます。

①つま先を伸ばす

つま先をしっかりと伸ばすには、足部の柔軟性を高める必要があり、距骨下関節の回内運動がポイントとなります。

②各ポジションのターンアウト

ターンアウト時に土踏まずが落ちた状態は、足部が回内した状態でありポジションの不安定性につながります。距骨下関節の回外、つまり土踏まずをしっかりとあげることで足部の安定性が確保できます。

ワークショップでは、このあたりの動きも確認していきたいと思います。ご興味のある方は、是非ご参加ください。

【最新ワークショップ情報】
日時:4月14日(日)10:30-
場所:アテールバレエスタジオ@高円寺
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