大腰筋の重要性をご存知ですか?③

シリーズ化しつつあるこの大腰筋テーマですが、本日もおつきあいください。それほど身体にとって重要な筋肉なのです。

それでは、3回目となりますが、あらためて大腰筋と腸骨筋のイメージを確認してみてください。毎回書いていますが、大腰筋は、体幹と下肢を繋ぐ唯一の筋肉であり、内臓よりも深部に位置していますね。

daiyoukinn

前回、腸腰筋は股関節屈曲筋群のひとつであり、その位置関係をもう少しよく観察してみると股関節屈曲以外の股関節の動きにも補助的に作用していることをお伝えしました。股関節の外旋作用(大腿骨を外向きにする)ですね。まだお読みでない方は前回の記事をお読みください。

本日は、もう少し掘り下げて考えて見たいと思います。

腸腰筋のその位置関係から考えると、内転作用も若干考えられますね。
しかし、筋の走行を考えると内転方向への動きという感じではなく、収縮することでの脊柱中心への安定化としてのイメージが強いでしょうか。

多くのスポーツにおいて、内転筋と腸腰筋の作用は非常に重要であると言われています。
日本の国技である相撲は、四股を踏むことにより腸腰筋や内転筋を効率良く強化しています。四股踏みにより腸腰筋や内転筋の機能が非常に高い力士はとっても強いですね。白鵬の土俵入りはそういったところが垣間見えます。
興味のある方は、動画も見てください。
型を決めたあとの立ち上がり方が非常に興味深いです。

ある研究においては、内転筋の横断面積と100m走記録との相関関係がハムストリングスの横断面積と100m走記録との相関関係よりも強いという報告もされています。

これらの点からも、腸腰筋が補助的に内転作用もつかさどる可能性を考えることは、非常におもしろい事であると同時に、腸腰筋がインナーマッスルとして身体のコアに存在しつつ多方面に機能を発揮していることが伺えます。

解剖学視点から腸腰筋を考えるだけでもこんなに幅が広がってくるのも素晴らしい点ですね。

では、どう鍛えたら良いのか?

とりあえず簡単な方法は四股を踏むではないでしょうか。

ここ最近は、生活が洋式化したことや利便化により腸腰筋機能を向上させる骨盤帯や股関節を使う動作が少なくなっていると思われます。
現実的に、文部科学省でも最近の子供たちの身体を動かす機会の減少を危惧しています。相撲をとって遊ぶ等を見る機会は本当に少なくなりました。
(参考URL:http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/undousisin/1319771.htm)

大人だけでなく、子供たちも日本の伝統的な良い文化に立ち戻ってみることで、人間の本来持つ身体を取戻せるのではないでしょうか?
これらの点からも腸腰筋は多くの可能性を含めていますので、是非着目してみてください。

最後に、Physiomedでは腸腰筋を鍛えるエクササイズを沢山提供しています。興味のある方はご連絡してくださいね。

長文を最後までお読みいただきありがとうございました。

3件のコメント
  • ゆるゆる

    ネイマールはゆるゆるに見えます。イチローは昔より固くなったように見えます。松坂は新人の頃に近く戻ったように、見えました。清原の肉体改造は間違った方向に行ったと思いました。

  • ゆるゆる

    遠藤のしこもいいですよ!

  • physiomed代表

    ネイマールはゆるくみえますね。
    イチローは、昔より硬さはでましたが、ニュートラルの作り方や身体への向き合い方が素晴らしいですね。松坂は一時期の硬さが抜けましたが、どこまでまた緩めれるかはポイントになりそうですが、清原同様に一度作られたものを見直す作業は大変ですね。
    コメントありがとうございました!

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