【バレエ関連】『やらない力』を『やる力』に変える!(前編)

PHYSIOMED代表の田中紀行です。バレエ教室にとって夏は、発表会やコンクールなど大忙しの時期であると思います。ダンサーにとって体調管理はとても重要になります。本日はいくつかのポイントから体調管理について考えたいと思います。

◆体調管理に重要と考えられるポイント
体調管理に需要となってくるポイントは、運動、栄養、休息が適切なバランスのもとに管理されていることです。

例えば
・朝の時間帯にばかりランニングをすることで低栄養状態の身体に負担をかける
・運動量が多すぎることで身体の回復が追いついていない
・遅い時間に沢山の食事をとることで、睡眠が浅くなり、休息が不十分

考え出すと、身体の為にやっていることがマイナスの反応になっていることも多くあります。

◆夏のこの時期にありがちなトラブル
①水分量
この時期に多い例を考えると、暑さの為に水分補給の頻度が増えます。水分補給に関しては必要なことであり、成人男性の場合、一日2㍑以上の水分が必要とも言われています。また、バレエダンサーは日常で失われる水分とレッスンでの発汗などで失われる水分量を考えると、相当量の摂取をしなくてはなりません。人間の身体の多くは水分を必要とするため、体内の水分が少し失われるだけでも、様々なパフォーマンスが落ちると言われています。
しかし、注意しなくてはいけない事は、冷たい水分を沢山摂取することです。冷たい水は身体を冷やす効果がありますが、多すぎると身体が冷えすぎると共に胃腸にダメージを与える可能性があります。

冷えすぎた身体は循環にとってマイナスになるため疲労の回復を遅らせます。これは、クーラーや扇風機にあたり過ぎることも同様の事が起こりえます。また、胃腸のダメージはお腹を硬くするため、ダンサーにとっては引き上げるやリラックスした呼吸をする等のパフォーマンスへの影響が伺えます。

②食事量
発表会のレッスンやコンクールレッスンが多くなると、どうしても帰宅時間が遅くなります。遅い時間の食事は胃腸の疲れに直結してしまいます。
本来、睡眠の2時間前には夕食をすませて、消化が終わった状態で睡眠に入れるのが理想です。2時間よりも時間がとれないと言うことは、胃腸が消化をしている最中に睡眠に入ってしまうという状態です。胃腸はまだ仕事をしているのに強制的に睡眠に入ることで、どのような事が起こり得るかイメージしてください。

胃腸は引き続き仕事をしている、つまり残業状態です。
残業状態の身体で強制的に睡眠状態に入ろうとしても、深い睡眠に入ることが難しくなります。
つまり、遅くまでレッスンをしていたにも関わらず、身体は休まりきらないといった悪循環になります。

◆『やらない力』を『やる力』に変換する
水分摂取や食事量のコントロールのようにちょっとしたことからも身体のトラブルになる可能性はあります。
それを予防していくために多いことは、『○○をやらない』という事です。
・冷たい水を飲まない
・甘いものを食べない
・夜遅くの食事はしない
・食べ過ぎない
このように身体を管理するには『やらない力』が主になってきます。

実は、あるアメリカの研究結果によると、やらないという抑制はいわゆるストレスの元になりマイナスの反応が生じやすいと言われています。わかりやすい例は、ダイエットの後のリバウンドなどですね。

ではどうしたら良いのか…
それは、『やらない力』の定義を見直して『やる力』のチャレンジに変えることです。

まったく同じことをする場合でも視点を変えるだけで、脳の反応が異なることが研究でも明らかになっています。
せっかくトライすることですから、是非視点を変えてみてほしいと思います。
次回は、その具体例をお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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