バレエダンサーの疲労回復には血が必要!?【前編】

PHYSIOMED代表の田中紀行です。
本日はダンサーのおかれている環境から疲労について考えてみたいと思います。

バレエダンサーは、常日頃から基礎レッスンやパフォーマンスを高めるためのセンターレッスンを行っています。また、発表会やコンクール前になると繰り返しフリを覚え、リハーサルを行います。

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ダンサーの驚異的な身体パフォーマンスはこのような努力の積み重ねが要求されるわけですが、疲労が蓄積することは言うまでもありません。

では、適切に疲労を取り除いていくにはどのようにすればよいでしょうか?
今回は、身体の中にある血液から考えて行きたいと思います。
血液は、組織に酸素や栄養素を届け、蓄積する疲労物質を運んでくれるので、疲労を除去するには重要な要素となります。

【血液を作るための内臓に負担をかけない】
ダンサーのレッスンは夜遅くまで行われます。
バレエ教室の現状を見ると、多くの教室で21時やそれを超える時間までレッスンが行われています。夜遅くまでレッスンが行われることで考えなくてはいけないのが食事の時間です。

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例えば、21時にレッスンが終わり、自宅にて食事をとるとしたら、おそらく22時前後になるかと思います。食事は栄養を摂取するために重要ですが、遅い時間の食事は胃や腸の内臓に負担をかける事になります。夜の食事から睡眠までの間は1時間半から2時間は最低空いていることが理想です。この時間は、内臓が食べ物を消化している時間であり、この消化時間があることで、内臓がすっきりして良い睡眠を取ることができます。

反対に、食べてすぐ寝ると言う状況は、内臓に食べ物を残したまま消化しきらずに睡眠に入るという事であり、深い睡眠の妨げになるだけでなく、朝食時にも空腹にならず食事のリズムを崩してしまいかねません。

内臓が元気な事で、疲労からの回復に必要な血液を作る作業をしてくれます。

夜遅い食事や食事リズムの狂いは、血液の産生能力を低下させてしまいます。筋肉や組織に沢山の血液を送るためにも内臓を元気に保つ工夫が必要です。

◆内臓を元気に保つポイント
・寝る前の2時間はできる限り食事を控える。
ダンサーの方はレッスン前に少し摂取し、レッスン後にまた少しお腹を満たすぐらいの分けて食べる方法も一つかもしれません。
・夜の食事は基本的に腹7分目ぐらいにする。
・しっかり噛んでなるべく胃の負担を減らし、消化酵素の分泌を促す。

ダンサーに関わらず、身体の疲れが取れにくい人は、自分のライフスタイルが内臓へストレスをかけていないか考えて見てください。
次回は、血液を増やすと言う点について考えたいと思います。

【おしらせ:施術予約について】
8月7日~8月14日までアカデミー国枝バレエの教師・生徒と共にInternational Ballet Masterclasses in Pragueに参加しております。海外出張期間中は、電話でのご予約の対応ができません。メールでのご連絡をお願い致します。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。

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【講師予定のセミナー】
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日時:9月18日(日)
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