【バレエ関連】土踏まずを上げるとは?
PHYSIOMED代表の田中紀行です。本日は、2か月に1回の頻度でワークショップを開催している高円寺のアテールバレエスタジオのレポートです。
今年度も2月より隔月で行っている高円寺のワークショップですが、ボトムアッププログラムというテーマで、バレエやダンスなどに取り組むすべての人のパフォーマンスアップやケガ予防を目的に開催しています。
4月は第2回目を開催し、足関節のテーマで多くの方にご参加いただきました。
写真は、ラクロスボールを使用した足関節のルーティントレーニングの様子です。
バレエのレッスンでは、バレエの先生に
『土踏まずを上げなさい』
と言った内容の注意をされることがあると思います。
この土踏まずを上げる意識ですが、しっかりとした身体の構造を理解して、正しい上げ方をすれば以下のようなメカニズムが定義できます。
土踏まずのコントロール=リスフラン関節、ショパール関節の回内外のコントロール
⇒アナトミートレインのDFLとLLの両ラインの活用
⇒股関節の内外旋コントロールと連動
と言ったようにバレエの動きは身体の連鎖を感じることが重要です。
土踏まずを上げると言う言葉の中には、アンディオールやアンデダンのコントロールに繋がる意識が存在します。
ワークショップでは、メカニズムを説明、足部のケア方法、足部のトレーニング等をお伝えしました。
上記のボールのエクササイズでは、足部のトレーニングがバレエのポジションを取りやすくすることを実感していだきました。
バレエの先生の注意の背景には多くのパフォーマンスアップのヒントが隠されています。
ただ、間違った認識をすると、せっかくのレッスンがマイナスになりかねません。
積み重ねた努力をしっかりとパフォーマンスアップや自らの目標に近づけるように正しい知識でレッスンに取り組んでください。
次回のワークショップは6月に股関節のテーマで行います。
ご予約が必要ですので、ご参加希望の方は以下のリンクにお進みください。
申し込み先リンク:アテールバレエスタジオワークショップ
皆様からリクエストがありましたので、ワークショップの後に縫原先生にお願いしまして、基礎レッスンを開催していただきます。身体の使い方を実感しながら、是非レッスンも参加してください!
次回も丁寧にマニアックに!(^^)!
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