顎関節は身体の緊張を吸収している?

PHYSIOMED代表の田中です。先日、三重県言語聴覚士会の北勢ブロックの勉強会の講師に行ってまいりました。
皆さんは、自分の顎関節について考えたことがありますか?口を開口できない悩みをお持ちの方も沢山見えると思います。

本日は、顎関節について少し書きたいと思います。

顎関節は、『様々な緊張を吸収するスポンジのようである』と言われています。

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顎の筋肉は主に口を閉じるときに活動し、顎の筋肉がリラクッスすることで口を開きやすくします。

顎は緊張を吸収するスポンジですので、知らない間に顎の筋肉を過剰に働かせていることがあります。

こんな経験が多い人は、顎関節を常に緊張させているかもしれません。
◆何か言いたいときに口をつぐんでしまう

◆ダイエットをしなくてはいけない時につい食べてしまいうと顎は緊張する

◆怒りや悲しみを感じている時にも顎をくいしばる

◆姿勢が悪いとしゃべっているときも顎を緊張させる

このような状態が慢性的に続くことが、首肩の痛みや片頭痛を起こしている原因になっている方も少なくありません。

皆さんは口をしっかりあけることができますか?

少し開きにくいと自覚される方向けに簡単なケアを紹介します。(明らかな開口障害がある場合は専門の医療機関への受診をお勧めします)

①顎のへりをマッサージします

頬杖をつくように両手を頬に置き、親指は顎の骨の下に置きます。

顎の骨の縁全体に沿ってハンモックのように顎の底の筋肉があるのでそこを顎の骨に沿ってほぐしましょう。ほぐす強さは気持ちが良い程度が理想です。

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②咬筋を溶かす

頬骨から顎の角に向かって斜め下に頬をなでると、咬筋があります。

咬筋の上を3~4回指でなぞります。そして硬い部分を感じましょう。

ひっかかりがあったらそこに指を置き、バターがとけるように緊張を溶かしましょう。

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③側頭筋の流れをつくる

側頭筋は頭蓋骨の耳の前、上の広い部分からはじまる顎を閉じる筋肉です。

歯を食いしばりこめかみが盛り上がるのがこの筋肉です。

指を使って円を描き眼の高さまでこの筋をマッサージしましょう。

側頭筋の流れをなぞってなでてみましょう。

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代表的な3つのケアをお伝えしました。

日常から少し触れてリラックスさせてあげることで、緊張しずらい顎関節にすることが出来るかもしれません。

多くの方は、無意識に歯を噛みしめて、無意識に顎関節を緊張させていますから、それに気づくことがまず第一歩になります。小さなケアを継続してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございます!

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